2019年に、フジファブリックというバンドの曲をちゃんと聴いた。
多分自分が音楽にハマり始めた時に彼らはすでに存在して居て、雑誌とかにも
載っていただろうにスルーしちゃってたんだ。
そういうアーティストは私の場合、とても多いと思われる。
脳の容量が少なすぎるからヴォーカル入りの曲を聴いてられなくなる時期がよくある。
もったいないけど、仕方がない。
軽く布教されてても、気がつかなかったかも...。
もうバカの領域だよね。
でもさ、メインボーカルだった志村正彦が
亡くなって10年経って今頃になって曲の存在を知って、
よくは分からないけど今胸に響くし、普通になんか泣けてくる。
彼がすでに居ないこともあるのかもしれないけど、
それ以上にいい曲だからなんだよ。義理じゃない。
久しぶりの感覚だよ。軽く奇跡だよ。
で、今更ファンになるから、現在も活動し続けているメンバーのフジファブリック
の音楽を聴くのが怖いなぁって思っちゃってる。
リリースされてるアルバム全部借りないで、ゆっくり聴いていこう。
志村の写真とか映像見ちゃうと、彼のひょうひょうとした表情とか
整った顔にやられて、会いたくなってしまうから複雑だね。
彼の作った音楽がここにあって、
その中にいる彼は紛れもなく彼自身で、
ちゃんとリスナーの私たちのそばにいるのに…。